日本電気技術規格委員会(技術基準の解釈等への引用規格)

地中電線用管路に関する取り扱い
分 野 電気設備
No. 28
JESC規格番号 JESC E6006(2004) -2017年確認
規格名 地中電線用管路の接地に関する取り扱い
関連条文 電技解釈第123条(地中電線の被覆金属体等の接地)
委員会での承認日 制定;2004.3.25(第31回委員会)
確認;2012.10.10(第69回委員会)
確認;2017.10.3(第93委員会)
引用要請書の提出 2004.4.5
引用開始日 2004.7.6
関係専門部会及び所管団体 送電専門部会 (一社)日本電気協会
規格の概要 ・地中電線路を管路式により施設した金属製の管路は,過去の施設状態における接地抵抗値の実績やサンプル試験結果により,所定の100Ω以下の抵抗値を確保出来ている状態となっていることから接地抵抗低減効果が期待でき,D種接地工事を施したものとみなすことができると考えられる。
・さらに,管路式により施設した管路は,土中に埋設された状態であるため,暗きょ内の管路と異なり人体への危害や物件への損傷を及ぼすような環境下ではないと考えられる。
・これらの状況から,管路式により施設された金属製の管路は,接地工事を省略してもD種接地工事を施したものと同等の安全性が確保できると考えられることから,管路式により施設した場合については,D種接地工事を施したものとみなすことを規定し,本規格の電技解釈への引用を要請し,電技解釈の旧第137条()に採用された規格。
・ 当該規格に関連する条文は,2011年7月の電技解釈全面見直しの条番号変更により,現在は第123条となっている。
・当該規格は,2004年の制定以降,2012年,2017年に規定内容の確認を行った。 規格の内容は,電技解釈第123条の第2項の条文に直接反映されているが,制定根拠等を残すため継続的に管理している。
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